新聞投稿作文
よし、オクラ作りを手伝おう 2年 鶴田結人
「高いところが届かなくなって大変だ。」という祖母のつぶやきを聞き、「よし、オクラ作りの手伝いをしよう。」と心に決めた。種まき、支柱立て、実がなり始めると、さらに忙しさが増す。指宿特産のオクラちぎりは毎日だ。成長しすぎると、実が硬くなり出荷できなくなるからだ。祖母や父母、知り合いからオクラに栄養を与えるために葉を落とすことや葉の落とし方を習い、専用ハサミで収穫もできるようになった。
オクラが苦手だった私はこれまで食べ残していたが完食するようになった。収穫まで、こんなに時間や手間をかけていることを知り、申し訳ないような、ありがたいような気持ちになったからだ。
農業の大変さを知れば知るほど、祖母が長年やっていることに驚きと尊敬の気持ちを抱いた。作業後、祖母に感謝の言葉をもらうと、本当に良かったと思う。「おばあちゃん、オクラのことをたくさん教えてくれてありがとう。また、手伝いに行くね。」
※夏休みに書いた作文原稿用紙4枚分を新聞投稿用に短縮・添削した文章です。
コメント